【床暖房】
温水が床の中から優しく温めます。
健康で快適なお部屋をつくります。
§床暖房のメリット
経済性
家の各部屋でストーブやFFファンヒータを動作することは設備と燃料のムダにつながります。一括ですべての部屋の温度をコントロールすることができれば高い経済性が保てます。
健康面
人間の身体には、熱を感じるセンサー(温点)があります。暖房パネルは遠赤外線を発生させます。それが温点を刺激して暖かさを感じます。遠赤外線は身体を透過しますので身体の芯まで暖めることができます。なので子どもやお年寄りにとって優しくとても良い暖房システムと言えるのです。室内の空気が汚れない、乾燥肌になりにくい。快適、健康住宅を目指す方にとって優れものです。
環境面
床暖房の室内は16℃~18℃と低めの温度で充分です。(床面は20℃~30℃)したがって室内と室外の温度差が小さいため、窓ガラスの結露防止につながりカビやダニが発生しにくくなります。
§取扱い床暖房の種類
1.ヒートポンプ式(オール電化対応)
外気の熱を回収して、温水を作ります。
2. 給湯式
屋外に設置した熱源機(ボイラー)で温められた温水(不凍液)をポンプによって循環させるもの。主に燃料としては灯油とガスが使われます
§基本工事
1.はじめにサヤ管配管
土台や柱、屋根組みなど建方(フレーミング)が済み、床組みが終わった時点で床下の逃げ配管を行います。サヤ管は温水管を床上面から床下を通ってボイラーまでを保護するものです。
2. パネル敷置工事
フローリングの下地材に床暖房パネルを敷設します。 合わせて、温水パイプを床暖房パネルに嵌め込み配管します。
パネル工事の敷設率90%以上を目指します。
3. ボイラー取付工事と試運転工事
建築工事が仕上げ段階まで進み、内、外装工事が終わった時点でボイラー、リモコンスイッチなどを取付けます。最後に試運転し、一連の床暖房工事が完成します。
§新築時の施工方法
①床下のサヤ管設置。
②タッカー(ホチキスの大きいもの)で、パネルを固定。
③暖房パネルに温水パイプを設置。
④ヒートポンプ取り付け・試運転。