
【サイクルイオン】
§田中農園様
◇冬イチゴの栽培
栃木県那須塩原市二区町389 ☎0287-36-3560
栽培品種:トチオトメ
テスト方法:育苗~収穫終了までの期間、電子水で栽培
テスト期間:2020年7月から2021年6月
【ねらい】収穫量の増量 品質向上(甘味、日持ちの向上)

サイクルイオン設置
(2020年6月29日)

2019年12月の様子
【 2年間の育苗・定植後比較(2019/2020)】
【サイクルイオン使用】2020/9月

定植直前 1株当たりの茎数5本以上

定植から3日後 葉の枚数が多く茎が太い
【サイクルイオン未使用】2019/9月
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定植直前 1株当たりの茎数3~4本程度

定植から3日後
2020年12月初旬の生育状況比較
育苗から収穫終了まで一貫して電子水栽培

※ 芽数は前年比25~50%程度の増加確認 (芽数:25~30以上)
育苗時に電子水栽培(中畝)

※ 普通栽培に比べ、芽数が前年比25%
程度の増加確認(芽数:20以上)
畑じまいの根の様子
育苗時・電子水栽培

毛細根の密度・長さ大
2021.06.07撮影
育苗時・普通栽培

根周りが小さい
2020.06.08撮影
◇実験報告
サイクルイオン水(電子水)によるイチゴの実験栽培は、園主である田中様が主旨をご理解いただいた上での実験であることに深く感謝申し上げます。
2年間の期間(2020年9月~2021年5月)における実験で得られた結果は、当初の狙い:収穫量の増量、品質向上(甘味、日持ちの向上)を達成し、加えて毛根の伸長促進に効果が得られたことでした。当初予想していなかったことで、丈夫な株を育てるのには丈夫な根が基本ですが、見事でした。(写真掲載)
また、実にも変化があり、ある程度の硬さがあることで摘み取り・パック詰め時で扱いやすくなり、かつ傷みにくく日持ちの向上の要因になったと思われることです。
実験期間中、中国・武漢を起源とされる新型コロナウイルスによる世界的パンデミックの影響で、2020年の収穫量は減収を余儀なくされましたが、それでも対 2019年 収穫量を 100 とした時の比較では 110% と増量の成果がありました。
一つ残念なことは、特に最終年である2021年の栽培に、年間を通したサイクルイオン水を使えば収穫高は確実に向上していたと思われる点でした。
以上ご報告申し上げましたが、このスペースでは表せない点が多々あります。ご質問がございましたら「お問い合わせ欄」をご利用ください。